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千野裕二さん(グリーンエネルギー変換工学専攻博士後期課程3年)が228th ECS meetingにおいて、ポスター賞を受賞しました。

2015年10月19日

グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程3年の千野裕二さん(指導教員:内田誠教授)が、10月11日(日)~15日(木)に米国PHOENIXで開催されたThe electrochemical society主催の228th ECS meetingにおいて、ポスター賞を受賞しました。 受賞したポスター発表の題目は「Electrochemical Evaluation of Pt Catalysts Supported on Nb-Doped SnO2 in Membrane-Electrode Assemblies for PEFCs」です。 これはセラミックス担体を用いた燃料電池用新規触媒を開発し、その電気化学特性を実用電池内で解析し報告したものです。 この研究はHiPer-FCプロジェクトで実施され、現在のSPer-FCプロジェクトの柱の一つになっています。一昨年の触媒合成技術の発表から今年の触媒層構造技術・電池評価の報告まで山梨大学の連続受賞に繋がりました。 現在世界的に注目され、重要視されている分野です。 千野さんは一昨年惜しくも次点にて賞を逃し、今回は彼の3年越しの地道な努力が実りました。 千野さんは「このような賞を頂き、光栄に思います。今後も、さらなる成果をあげられるようにより一層研究に取り組んでいきます。ご指導頂きました内田誠教授をはじめ研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。            指導教員の内田誠教授(左)、受賞した千野裕二さん、柿沼克良教授(右)