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木村太郎さん(前期課程1年)が第35回表面科学学術講演会において、講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞しました。

2016年2月19日

グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程1年の木村太郎さん(指導教員:犬飼潤治教授)が、12月1日(火)~12月3日(木)に開催された第35回表面科学学術講演会において、講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞しました。 受賞した口頭発表の題目は「燃料電池用イオン導電性高分子電解質膜の表面伝導性と電池性能との関係」です。本研究においては、固体高分子形燃料電池の主要構成材料であるイオン導電性高分子電解質膜(本学で新規に開発)について、内部相分離構造や表面モルフォロジー、表面導電領域を独自の手法で詳細に解析し、電解質膜の組成と構造が燃料電池の発電特性に与える影響を明らかにしました。今回の受賞は、学術的な価値の高さ、応用への直接的な寄与の大きさとともに、質の高い質疑応答が評価されたものであり、本学において初の受賞となりました。 木村さんは「このような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思います。この賞を励みに、今後さらなる成果をあげられるようにより一層研究に取り組んでいきます。ご指導頂きました犬飼潤治教授や原正則助教をはじめ研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。  

【平成28年5月21日授賞式の様子】

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日本表面科学会荻野俊郎会長より表彰を受ける木村君    (左から)犬飼教授、木村君、荻野会長