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小林駿さん(後期課程3年)が2018年日本表面真空学会学術講演会において、講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞

2019年5月19日

  グリーンエネルギー変換工学専攻博士後期課程3年の小林駿さん(指導教員:内田裕之教授)が、2018年11月19日~21日に開催された2018年日本表面真空学会学術講演会において、講演奨励賞(スチューデント部門)を受賞し、2019年5月18日東京大学において授賞式が行われました。

受賞した口頭発表の題目は「高い酸素還元活性を有するPt-Co(111)単結晶電極の表面構造と下地合金組成の解析」です。本研究においては、小林君が先に論文発表したPt3Co(111)合金単結晶電極の極めて大きな酸素還元活性増大の機構を解析するため、単結晶表面の原子スケールの構造と表面から内部への原子層ごとの組成とを初めて明らかにしました。今回の受賞は、学術的な価値の高さ、質の高い質疑応答、燃料電池の高性能化に繋がる重要な成果等が高く評価されたものです。

小林さんは「このような素晴らしい賞をいただき、たいへん光栄に思います。またお茶の水大学の近藤教授を始めとし、ひとえに共同研究者の皆様の御力添えのおかげであります。この賞を励みに、今後さらなる成果をあげられるようにより一層研究に取り組んでいきます。」と話しています。

                                        

                                     

                                受賞者のみなさまと(左から2番目は毛利護氏)