本プログラムでは、グローバルに活躍するグリーンイノベーション創出のリーダーを育成するために、特色ある独自の教育体制およびカリキュラム等により、博士人材を育成します。
本学のほか、連携教育研究機関(産業技術総合研究所、物質・材料研究機構など)、産業連携教育機関(大手自動車メーカーなど)、グローバル協働教育機関とも連携し、専門性・実践性・国際性の質を保証する新しい教育体制により博士課程教育を行います。
本学教員のほか、産業連携教育機関および連携教育研究機関の客員教員が学生の指導に当たります。対象となる学生に対する教員数は十分に多く(教員一人当たり約1.5人の学生数)、きめ細かな少人数教育を実現します。
世界的に卓越した実績を持つ海外の教育研究機関との連携協定を結び、本学を中心として北米や欧州、およびアジアの大学および研究機関との間に国際的ネットワークが形成されています。これらのネットワークも活用し、グローバルリーダー養成のための教育を実施します。
学生が国際感覚を身に付け、視野を広げるために、グローバル協働教育機関ネットワークを利用して優秀な外国人留学生を確保し、さらには国内企業からの社会人や本学の同一分野以外(他大学等)からの学生を積極的に受け入れ、所属学生が交流しながら共に切磋琢磨できる研究環境を作ります。月に一度の研究発表会の開催などにより、互いが討論しながら相乗的に発展できる機会を提供します。
各学生には複数分野の教員によって構成される「指導教員グループ」が割り当てられ、専門の異なる教員も含んだ複数指導教員体制によるきめ細かな指導が受けられます。本学大学院の他コース、他専攻の教員の他、国内外の連携教育機関の教員も加え学外からの教育・評価を受けることができます。
外国人教員による対話形式討論科目における英語による討論能力の養成や、所属学生が全員参加する月例研究発表会での専門の異なる教員・学生とのフリーディスカッションなどを通じて、見識を広げるとともに、討論能力を一層向上させます。
連携企業や国立の研究所など学外機関におけるインターンシップを履修することができます。
本プログラムからは、早稲田大学など12大学と連携した「文部科学省卓越大学院プログラム: パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム」への編入も可能です。
これまでの共同研究、連携教育、研究指導などにより、国内外の研究機関および産業界との間にすでに太いパイプが形成されているとともに、企画段階からの意見交換により、本プログラムには産業界の視点からの育成人材像を組み入れております。このように、修了生の産業界へのキャリアパスはすでに確立されております。